離婚の進め方が分からなかったが、4か月で無事に離婚成立できた事例

  • cases159
  • 2017年11月29日更新
男性
  • 30代
  • 男性
  • 離婚
  • 調停
  • 慰謝料請求
  • 養育費
  • 代理人
  • ■配偶者の年齢・職業 30代
  • ■婚姻期間 5年~10年
  • ■離婚原因 性格の不一致
  • ■子供 1人
  • ■解決までの期間 約4ヶ月

ご相談に至った経緯

ご相談者Aさんは、結婚相手のBさんから離婚を切り出され、離婚に応じるものの、Bさんが弁護士に相談しているとのことだったため、Aさん自身も専門家からアドバイスを求めるために当事務所に相談に来られました。

ご相談内容

Aさんは、協議離婚を希望なさっていました。
そこで、離婚の合意をする際に、離婚後の取り決めとして、正当な養育費の額はいくらなのか、性格の不一致が原因なので慰謝料はできれば払いたくないこと、離婚後も再度話し合いにならないように離婚後のことをはっきりと決めたいということで相談に来られました。

ベリーベストの対応とその結果

依頼を受けてから、お互い弁護士を立てて交渉をすることになりましたが、Bさん側が調停手続きの利用を希望し、調停申し立てをしたため、当事務所は引き続き調停手続きの代理人業務を受任しました。

Aさんは相手方に対する不信感から、相手方の主張には拒絶感が先行していました。
しかし、弁護士が相手方の主張の理由がある点、ない点を明らかにすることによって、持ち前の冷静さ聡明さを取り戻し、交渉の話を円滑に進めていくことができました。

過去分の婚姻費用と子どもの養育費の額については、相手方の主張が裁判実務での相場だったことから、Aさんは当事務所と協議した上で、相手方の主張を受け入れることにし、財産分与や慰謝料については希望どおり、Aさんは支払わずに済みました。

最終的に調停が成立し、「離婚の際に取り決めることをきちんと決めておきたい」というAさんの依頼を達成することができました。

【解決のポイント】
Aさんは離婚の際に、条件面で自身が裁判実務での相場よりも不利な条件で合意に至ること、あいまいな取り決めをしてしまうことを懸念していました。
弁護士のアドバイスによって、弁護士の意見や調停委員の意見も正確に理解でき、自身の譲れない主張を訴えかけて、専門家の意見を踏まえて冷静に手続きを進められていったことが早期解決につながりました。


【関連記事】
離婚調停中にやってはいけないこと、やっておいたほうがいいこと
離婚調停とは? 手続きの流れや“有利に進めるポイント”を解説

全国の各オフィスから寄せられた解決事例をご紹介しております。(※ベリーベスト法律事務所全体の解決事例となっています)